こんにちは、保育士パパです。私たち大人が軽く見がちな「昼寝」について、実は子どもの脳にとってものすごく重要な時間であることをご紹介します。
目次
✅ 昼寝は「脳の授業」の復習時間
▶ 記憶を整理して、知識を定着させる
昼寝中、脳は「今日学んだこと」「経験したこと」を整理して、長期記憶として保存します。
昼寝中の脳は、本棚に本をしまう司書さんのようなもの。朝から集めた情報を、ちゃんと「ことばの棚」「運動の棚」に整理して並べてくれているんです。
🧠 脳の“お掃除タイム”は昼寝中に行われている
▶ シナプスの整理整頓が脳の発達に重要
神経細胞のネットワーク「シナプス」は、日々の経験でどんどん増えていきますが、昼寝中に「いらないものを減らし、大事な情報だけを残す」作業が行われています。
子どもの脳は、おもちゃをたくさん広げたリビングのようなもの。昼寝の時間は、お片付けの時間。必要なおもちゃ(=知識)だけを棚に戻し、要らないものはしまっていくんです。
😊 感情をリセットして穏やかにする
▶ 扁桃体の休息で、イライラや不安を抑える
昼寝によって、感情を司る脳の部分(扁桃体)が落ち着き、情緒が安定します。
昼寝は、心のバッテリーを満タンにする充電器のようなもの。バッテリーが切れる前にしっかり昼寝することで、子どもは穏やかに過ごせるんです。
📈 成長ホルモンがぐんぐん分泌される
▶ 体と脳の「成長スイッチ」が入る
昼寝中、特に深い眠りのときに成長ホルモンが多く分泌され、体と脳が育ちます。特に0〜3歳は、昼寝が発育そのものを支える要素になります。
🛏 昼寝をうまく生活に取り入れるコツ
- 毎日同じ時間に寝かせる(リズムを作る)
- 暗く静かな環境で眠れるようにする
- 起きた後はスキンシップで気持ちの切り替え
✨ まとめ|昼寝は子どもの“脳育タイム”
昼寝=サボりではなく、子どもの未来への自己投資なんです!
- 学びの記憶を定着
- 情報を取捨選択して整理
- 感情を落ち着かせる
- 成長ホルモンで体と脳が育つ
保育園やご家庭での「昼寝時間」、ぜひ見直してみてくださいね。
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