子どもが3歳を迎えると、少しずつ「自分でやりたい!」という気持ちが強くなってきますよね。親としては「まだ危なっかしいな…」「やってあげたほうが早い」と思ってしまうこともありますが、実はこの時期こそ生活習慣の第一歩を身につける大切なタイミングです。
私自身も、3歳になった息子が「パパ、ひとりで着替えたい!」と宣言した日をよく覚えています。まだボタンもうまく留められず、靴下も裏返しのまま履いてしまうこともありましたが、その一生懸命な姿を見て「やらせてみよう」と心を決めました。
🌸 自分でできるようになるコツ5選
👕 1. 着替えを自分でしてみる
前後が分かりやすい服やゴムパンツを選ぶと成功体験につながります。
体験談
うちの子が初めてひとりでパジャマを着たときは、なんとズボンを逆さまに履いていました。
それでも満面の笑みで「できたよー!」と自信満々。正しくなくてもまずは褒めることが大切だと学びました。数週間後には一人で朝の着替えをスムーズにこなせるように。
🧼 2. 手洗いを習慣にする
歌を歌いながら洗うのも効果的!「楽しい」を取り入れるのがコツです。
体験談
息子は「手洗いのうた」を歌いながらゴシゴシ。最初は床までビショビショ…。
けれど「よく洗えたね」と繰り返すうちに、今では蛇口を閉めてタオルで拭くまで一人でできるようになりました。
🍴 3. 食事の準備や片付けを手伝う
「自分で食べる」から一歩進んで、テーブルにお箸を並べたり食器を下げたり。
体験談
娘に「お皿運んで」と頼んだら、ガチャーンと割ってしまったことも…。
でも「プラスチックのお皿は任せるね」とルールを作ると、毎食の準備が「私のお仕事!」になり、片付けまで進んでやるようになりました。
🚽 4. トイレに挑戦する
焦らず、成功体験を積ませて自信をつけることがポイントです。
体験談
最初は補助便座に座るだけで「できた!」と大喜び。でもオムツの中でしていました。
それでも「座れたね!」と褒めると少しずつ「おしっこ出たよ」と報告できるように。3歳半で日中はパンツデビューできました。
👟 5. 自分の持ち物を片付ける
「靴を揃える」「カバンを置く場所を決める」ことで自立心が育ちます。
体験談
玄関に子ども用の棚を置き「靴さんのお家」と伝えると、だんだん自分から揃えるように。
お気に入りのシールで「自分のスペース」と認識できると、毎日の習慣になりました。
🌟 自分でできるようになるメリット
- 自信がつく:「できた!」の積み重ねが自己肯定感に。
- 親子関係が良くなる:信じて見守ることで絆が深まる。
- 生活がスムーズに:身支度や片付けがスピーディーに。
- 責任感や役割意識:「家族の一員」としての意識が育つ。
- 将来の自立につながる:小さな習慣が自己管理の土台に。
🎀 まとめ
3歳は「やりたい!」の気持ちが芽生える大切な時期。着替えや手洗い、片付けなど、小さな生活習慣を自分でできるようになることは、子どもの自信と成長を大きく後押しします。
完璧にできる必要はありません。時間がかかっても、失敗しても「できた!」の経験を積み重ねることが大切。大人が手を出しすぎず、できた時にしっかり褒めてあげることで、子どもの心はぐんと育ちます。
親子で一緒に「できた!」を楽しみながら、毎日の生活習慣を育んでいきましょう。
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