クラスの中に何人かマイペースなお子さんていますよね。兄弟でもどちらかかがとてもマイペースなんて話よく聞きます。
僕はマイペースなお子さんのマイペース加減に時々、「もう少し早くしてくれたらいいのに!」と思うことがあります。
そんな中で、実践してよかったことをいくつか紹介しますので、お付き合い下さい。
みんなマイペースじゃない?
さてここでまず結論ですが、結局あの子もその子もみんな自分のペースで生活をしています。
それが、早いか遅いかで何を判断するのでしょうか。僕たち大人はそんな大それた存在なのでしょうか。
そして、自分の物差しやスピード感に合わない子供を、早いだの遅いだのと判断するのは決して良いことではない気がするのです。
ただ、集団生活のなかで気になるペースの子はいます。そんなの「ただの綺麗事」だという意見も重々承知です。
でも「子どもの意見を尊重しよう」「子どもが第一に安心した生活が送れる環境を〜」とか言ってる方に限って、
「マイペース」というレッテルを子どもに貼ってしまいがちではないでしょうか。
ゆっくりじゃだめなの?
基本に立ち返ってみるとここ最近になって「マイペース」という言葉が意味を持って発信されているように思います。
では昔はどうしてたの?昔は厳しい言葉が交わされたり、軽度な体罰が黙認されていた事実があります。
そこに「恐怖」を感じ、子どもは怖いからやる、怒られるからやる、とそうなっていたわけです。
ここ最近になって大分子供を取り巻く大人の考え方が変わりました。
従ってばかりではダメだ。自主的に発言や行動をしないといけない。そう変わっていったわけです。
子どもの意識の優先度を上げる
今この場所で、これをやっていても大丈夫、これがやりたいと思うからやるわけです。
では、大人が「今はこれをする時」と知らせずとも、子供自信で気づける環境が作れるとしたらとてもいいと思いませんか?
✅絵カードを並べる
やることの手順を写真や絵に記し、行動順に並べて起きます。
すると子どもは自分で、今どこで止まっているのかに気づき、次は何をすべきなのかを導き出せます。
✅ご褒美シールを貼る
何か一つのことができたら、ご褒美シールをシール表に貼っていき、子どもはそのシールが集まる喜びを感じながら、過ごすことができます。
そして、ある程度溜まったら、何か好きなお菓子を買うといった報酬を用意するのも良いでしょう。
※報酬型に疑問を持つ方も多いと思いますので、このメリットを詳しく次回お伝えしたいと思います。
誰しも楽な方へ、楽しい方へ流れていきたい
面倒くさいことは後回しにしたし、出来るならやりたくないですよね。
それは子どもも同じです。だとしたら、少しでも楽しさがあったり、ストレスフリーで進めらることがあったら嬉しいですよね。そんな環境を大人が作ってあげられたらきっと子どもも、目の前のこと進んで取り組んでくれると思うのです。
ちょっとした工夫や仕掛けがあると子どもは興味を持ちます。それを持続させられます。
大人がそれをサポートするだけで、叱る回数もグッと減ることでしょう。
少なくとも、僕はグッと減りました。叱るのは大人もエネルギー使いますし、子どもも気持ちは沈みます。
叱らずに出来るだけ楽しく過ごしていけたらなぁと思う、僕のちょっとした方法をお伝えさえせてもらいました。
誰かのためになってくれた嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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