皆さんの周りや兄弟などで、「あの子教えたことすぐ出来るんだよね〜」「物覚えすごくいいんだよ〜」と言ったふうに、教えたことが比較的早く出来る様になるお子さんいませんか。
保育園では様々なお子さんをお預かりしていて、絵を描いたり糊を使ったりハサミを使ったりと保育園で始めてやることも多くあると思います。
当たり前のことですが、一人一人上達具合とかスピードが異なるのですが、物覚えが早い子は大体のこと事をやってみても物覚えが早いです。それはなぜなのか。物覚えがはやいお子さんを観察してみた結果、結論は覚える時間が少ないでした。
ではどういう事なのか解説していきます
覚えるのは「使うもの」
大人と子どもの脳の記憶をする回路の構造はほとんど同じで、留めておく必要のない記憶はどんどん片隅に追いやられ、その結果忘れていきます。
ですので、お子さんにとって必要なもの、使うものを前提に伝えていく必要があります。
勉強や家庭内のルールなど様々な事を子どもに伝えていくわけですが、重要なのは覚える事でなく使うことです。
皆さんも経験あると思うのですが、何か勉強した後に人に教えた方が記憶にのりませんか、そしてそれを深く理解できたということあった思うのです
覚える時間より使う時間の方が重要
コロンビア大学のゲイツ教授が検証した内容で、小学生と中学生100名を対象に「覚えた文章を暗唱する」と言う実験でした。グループごとに覚える時間と暗唱する時間の比率を変えて検証しました。結果最も良いスコアを残したのは覚える時間が3割、暗唱する時間が7割だったのです。
実は覚えたものを使うには、覚える時間より使う時間の方が重要だったんです。
物覚えが早い子たちは何をしているか
保育園では、折り紙で手裏剣や紙飛行機を作ることがありますが、「先生やって〜」と頼みに来ることがあります。
そんな中物覚えが早い子達は、自分でわからなくなったタイミングでどんどん聞きにきます。
興味のない子は途中で投げ出してしまったり、作る気にもならないでしょう。
例として折り紙を上げましたが、どんなことでも興味を持ったことを聞きにくるお子さんに丁寧に教えてあげることが大切です。
勉強したことを使う機会を作る
ただ覚えるだけだと身につけるのに時間がかかりますが、勉強する前に「覚えたことをパパやママ、先生に教えてね」と伝えるだけで子どもは「覚えた後に使う」と言う意識が働いて記憶力が向上するわけです。
ですので、大切なことは覚えたことをどんどん実践してくことです。
そうしていくと物覚えが良くなりますのでこの記事で知ったこと、実践してみて下さい。
コメント