保育士をしていて子供たちが楽しかったことや、嬉しかったことを経験したことなどを伝えてくれる機会はとても多くあります。その多くの感情に深く寄り添うことで、子供は満足感を得て、次の興味に考えが向いていきます。また、保育士に伝えたい気持ちと同様に、パパやママへ伝えたい気持ちもあります。そんな子供の気持ちを、パパやママはきちんと受け止められているでしょうか。
子どもの感情はまるでハリケーン
子供は覚えたこと感じたこと、それを上書きしていく生き物です。幼ければ幼いほど新しいことに興味を持ち、新しいことに刺激を受け、良い意味で忘れていきます。ですので、同じ発見や気づきに同じリアクションを取る事はないと言えるでしょう。僕ら、保育士は些細な感情の変化に気を配り、子供たちを承認できるよう心がけています。
ハリケーンの受け止め方は?
子供のハリケンは突然やってきます。さっきまで普通に遊んでいたかと思えば、大きな声を出して感じたことを伝えてくれます。それに驚いてしまうこともあるでしょう。ですが、そこですごいね。がんばったねよくできたね。どうやってやったの?といった言葉がすぐかけられると、子供はとても満足してくれます。この返答に”意味や子供の思考を深掘りする言葉”はありません。あるのは子供を承認していると言う意思表示だけです。これで子どもは満足なのです。
聞いてくれるから言いたくなる
子供は話を聞いてくれるパパやママのことが大好きです。
逆に話を聞いてくれないと静かにずっと遊んでいたり、部屋に閉じこもったり、自分の殻にこもってしまいます。
ですので、僕が大人ができる事は、子供の一言一言にきちんと反応して承認して、子供が伝えたいと思う気持ちを育んであげれることではないでしょうか。
ぜひ、今から子供の言葉に1つ寄り添ってみてください。
この記事を読んでくださるパパやママ、保育士の皆様に、少しでも子供心を知っていただけたら嬉しく思います。
近頃、子育ての知識を深めようとご質問を多くいただきます。
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最後まで読んでいただきありがとうございました。
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