さっきまで一緒に仲良く遊んでいたのに、さっきまで仲良く絵本を見ていたのに、さっきまで仲良く遊んでいたのに、急に掌を返したように「ママがいい!!!!」と言って去っていく子どもたち。
そんな経験のあるパパ達へ、そしてそんな経験をしてるパパを間近で見ているママ達へ
今回は、なぜママじゃなきゃダメなのか。
保育士と子育て経験で感じた事をまとめて、そんな疑問に答えていきたいと思います。
ママは絶対的安心感を提供してくれる
結論はもうこれです。
ママとお腹の中で十ヶ月一緒にいた時から、ママとの絆は本能レベルで繋がっています。
いくらパパと仲良くなったって、いくら笑顔をたくさん見せてくれていたって、
ママの足音一つ聞いただけで心の中は「ママぁ!!!!!」「抱っこしてぇぇぇ」となるわけです。
その瞬間って、パパも内心は涙流してますよね。
でも安心して下さい。
感情的ではなく本能的であるということ
子どもの脳の中に、”この人(ママ)といると生存確率が上がるよ”とインプットされているので、
子どもが生きていく上で必要なことなのです。
パパは母乳を出すことはできません、パパは子どもが安心するホルモンを分泌することはできません。
なので、子どもが求めるホルモンや母乳はママの特権です。
ママは子どもが離れていくまで、その特権を堪能してもらい、パパは子どもがママのところで安心している時には、
無理に構わずに見守ったり、ママが喜ぶ家事をする方がママの精神衛生も保たれるでしょう。
どんな本能?
赤ちゃんの本能について少し触れていきます。
✅生まれたばかりの赤ん坊は母親のフェロモンを識別できる。
✅赤ちゃんの目には猿10頭の顔を区別できる力が備わっている(徐々に無くなる力)
よってママの顔を識別することは、鼻ほじりながらでも出来るってくらい簡単。
✅抱かれ方で識別できる
ママ以外の抱っこは少し居心地が悪く感じるようになっている。
✅フェロモンと抱かれ方を一致させて母親を認識する。
成長と共に声もリンクさせられる。
いかがでしょうか。生まれた瞬間からこんな力を宿して、世界に産声をあげてくる子ども達。
ママが大好きでならないわけないですよね。
赤ちゃんが自分で生存できるような力をもらえているわけですから。
そもそも人は生まれるまで一年早い
哺乳類で、生まれてすぐに歩行や水泳など自力で移動が出来ない動物は人間だけだと言われています。
ではなぜ、人間は生まれてすぐ歩けないのか。
それは、人間が抱えられる胎児に限界があるからです。十ヶ月で生まれてくる赤ちゃんにあと1年お腹にいて下さいと言ったら、ママの体はもう大変ですよね。よって赤ちゃんは未熟な状態で出てくるのです。
ですので、子どもにとっていかにママが重要な存在か想像できますよね。
まとめ
いかがだったでしょうか。
「ママがいい!!!!」となる子どもの感情は当然の感情。そしてそれは本能でもある。
また、子どもにとって”ママがどんなに重要な存在なのかをパパが理解する”のも大切なこと。
持って生まれてくる、生きようとする力が子どもの内側にあるということでした。
それがわかったら、また一つママと子どもに優しくできそうですね。
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とても嬉しいです。
近頃、子育ての知識収集に熱心な方々にアクセスと評価いただきありがとうございます。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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