「パパママ、先生あれやってぇー!」「これやって〜!」「自分でやってみたら?」「やだ〜やって〜」
このようなやり取りって一日の中で数え切れないほどありまよね。
僕の保育士経験の中で上位にランクインする程、何度も何度も経験したやり取りです。
そんな中で、どうすれば「やって?」ではなく「やってみよう」に変えられるかを考えてきました。
結論:子どもは自分のことを見てもらえていと思っている。です。
パパやママ、保育士が十分に目を配って配慮をする事と、子どもが愛情を受け止める事には相違があったのでした。
褒める言葉単調になってませんか?
子どもが何かできたと教えてくれた時、自分で作ったものを見せてくれた時、すぐに出せる魔法の言葉が「すごいね」
実は、この”「すごいね」を連発していると子どもの愛情不足が加速する”という研究があります。
考えてみればごくごく自然な事で、子どもは「すごいね」ではなくて「何がすごいのか」を聞きたいのです。
「作った物の配色が素敵だね」「この形がかっこいいね」「〇〇に似ててかわいいね」などちょっとした具体さを求めているのです。
子どもの気持ち聞いていますか?
「すごいね」では何がすごいのかを伝えられないことがわかりました。
そこで、具体的に伝えてあげることで、子どもの気持ちは「自分の思いをわかってくれた」「嬉しい」と感じ、
「これはね〜〜なんだよ。」「〇〇を使って作ったんだよ」など、子どもが経験したストーリーを知ることが出来るのです。
このストーリーを話せたか話せなかった、わかってくれたかわかってくれなかったかで子どもの満足度が全く違います。
時間にしてほんの数分です。「すごいね」で片付けるのではく、子どもの思いを引き出してみてはどうでしょうか。
確実に、これまでと違った表情や、満足そうな姿がみられることでしょう。
ここまできてやっと「自分でやってみようとなる」
さて本題です。
これまで、子どもの気持ちをしっかり聞き、具体的に認めていくことが大切だとしました。
この積み重ねが、「パパママ、先生、これやったら喜んでくれるかな」「これやったらなんでやってくれたの?」って聞いてくれるかな。そう思うようになり「自分でやってみよう」という気持ちが育まれていくのです。
子ども達は、どんな時も身近な大人との関わりを求めています。子どもの些細な見て欲しい、聞いて欲しいというサインを
見逃さないようにして、どんどん質問していく。「なんで?」「どうして?」そして最後に「すごいね」を伝える。
何がすごかったのかわかれば子どもは満足なのです。
これが「自己発信・行動力」を育む簡単な方法です。
「すごいね」を使わないと意識してみる
これが意外と難しいのです。
魔法の言葉「すごいね」は万能の言葉なので、すぐに使いたくなってしまいます。
ですが、そこをグッと堪えて何か別の言葉で返答してみて下さい。
返答してようと思った時、いつもより注意深く子どもの表情や言動、作品を観察するはずです。
そして、口から出た言葉は子ども達を愛情で包むでしょう。
具体的に褒めてたり認めてみることから始めてみて下さい。
以上とても簡単なので、よろしければお試し下さい。
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子育て、保育に悩みはつきません。本当にトホホ、、、と思うことありますよね。
そんな悩みが少しでも解決出来るきっかけになれたら嬉しいです。
どうもありがとうございました。
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