年齢によってぐずる原因や理由は様々ですが、この記事では2歳児以降の年齢の子どもを対象にした情報を皆さんに共有したいと思います。
まず、やってくるのが魔の2歳児といわれる所以のひとつで「イヤイヤ期」があります。
また成長ともに自我が芽生え、次第にぐずって泣いてしまったり怒ったりすることが増えてくるでしょう。
そんな時には、皆さんならどうしますか?
やりたいようにさせますか?放置して泣き止むのを待ちますか?抱っこしてあやしますか?
今回は、保育士的目線でいくつか「ぐずり」に対する対応法を紹介したいと思います。
結論=子どもに飲み込まれるな。です。
ぐずった時の心境とは
まず子どもの気持ちをのぞいてみましょう。
そのほとんどの理由が明確な思いがあることは少なく、「なんか嫌だ」であることが多いです。
気分が乗らなかったり、めんどくさかったり、なんとなく嫌な気持ちでいることが多いのです。
大人の私たちもなんか今日気分が乗らないなぁと思うこと多いですよね。
でも大人になると、そんなこと言っている場合じゃないことがほとんど。
なので、そんな子どもの気持ちの理解に苦しむ親が多いといえますよね。
ぐずった時にはどんな対応をしたら良いの?
✅子どもの気持ちを逸らす
まず優先すべきことは、子どもの困り感や嫌な思いから脱してあげることです。
「嫌だ」「嫌だ」と泣いている時、「もうそんなこと言って!」「わがまま言いません!」と突っぱねていませんか?
子どもの嫌だという熱量と同じ熱量でぶつかっても逆効果になることが多いでしょう。
なので、気持ちを逸らす事を目標にしてみます。
するとどうなるか、「そうだね、嫌だったね」と気持ちを認めている間に、服の模様をチェックしたり周囲に何か目に止まりそうな物がないかチェックします。
一旦気持ちを受け止めてもらった子どもは、大人の言葉に耳を傾けやすくなります。
■大好きなヒーローやプリンセス、虫の話をしてあげる。
■気分が乗ってきたら大人がしてもらいたいことを提案したり誘ってみる。
とにかく、今の嫌な気持ちをなくしてあげる事を考えてみて下さい。
✅水を飲む
これが意外な効果を発揮してくれる時があります。
声をかけてもおもちゃを出しても、場所を変えてもダメな時は、水を飲ませてみる。
これやってみて下さい。
✅他の子の力を借りる
兄弟や友達に「手を繋いであげてくれる?」「一緒に遊ぼうって言ってみようよ」「一緒に大丈夫?って頭いい子いいこしない?」と誰かの力を借りるのも良いでしょう。
子どもの思いやりの気持ちやも育まれるし、何よりぐずった子の気分が少しでも変わってくれることが目的です。
まとめ
いかがだったでしょうか。
子どもがぐずった時、どうした良いかわからずワタワタしてしまうことありますよね。
そんな時は慌てずに、子どもの気持ちを少し逸らしてあげられることはないか考えてみて、実践してみて下さい。
また、”昨日は気分が晴れたのに今日はダメだった”ということが必ずあります。
そんな時でも慌てず焦らずダメもとでやってみて下さい。
ポイントは子どもの気持ちに飲み込まれないことですよ。
そのためにいろんな方法をチェックして気軽に取り入れてみて下さい。
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