パパママさん、保育施設でお勤めの方々、ご覧いただきありがとうございます。
今回は、一番へのこだわりについて書いていきたいと思います。
皆さんは子どもの頃や大人になった今、「一番がいい!」と思ったことはありますか?
ある方はそれはなぜですか?負けず嫌いの方もいるでしょう。誰も目の前にいないのがいい人もいもいるでしょう。
大人のすぐそばを歩ける特別感が得られるのが良いと思う人もいるでしょう。
このように何かしら理由があるんです。ただ子どもたちはまだ言語化することが難しいので、断固として「一番がいい!!!」と伝えるしか方法がないのです。
何で一番がいいのかを明確にしてあげる。
子どもが一番がいいと言って、順番を譲れなかったり、列に割り込んでしまったりする事が頻繁にあると思います。
そんな時、あなたはどうしますか?
✅順番を守る事を伝える。
✅割り込んじゃダメだと伝える。
どれも正解だと思います。
ですがこれはあくまで表向きです。
子どもの行動の裏には言葉にできない様々な感情が隠れています。
それは、大人の気を引くためなのか、叱られる事をわざとやってしまいたくなるのか、
大人の事が好きでそういった行動になるのか。
理由は様々ですが、家庭環境や兄弟構成などを思い返しながら考えてみると、意外と答えはわかりやすいかもしれません。
そして十分に認めてあげる。
「一番が良かったんだね」この一言で子どもの気持ちは、認められたい欲求が満たされて次の行動に移りやすくなります。
頭ごなしに叱るより、認める方がずっと効果的だし、効率的です。
この言葉を言いながら抱きしめてあげてください。すると子どもの気持ちは少し明るくなるでしょう。
子どもは常に、大人に認められ、そこに居ても良いんだと、存在理由を求めて安心したいと願っています。
何か別の役割を与えてみる
一番がいいとこだわりのあるお子さんの多くは、大人から何か特別な役割を与えられると喜んで取り組んでくれます。
例えば、あえて列の一番後ろに並んでもらい、最後のドアを閉める係を任せたり、後ろからみんなの事を見ていて欲しいと、
特別感のある役割を演出したり。
他には、何か軽い荷物を持ってもらうのも良いでしょう。
それだけで、子どもは一番がいいという自分のこだわりから解放されるんです。
こだわりからの解放
上記で言ったように、こだわりかの解放を促すもの良いと思います。
一番にならなくても〇〇が出来ればいいやと子供が納得できる仕組みを作っておくのです。
何も一番になれないことを我慢させなきゃいけない訳ではありません。
その子がどうしたら生活しやすいのかを考えるのが、私たち大人の役目だと思うからです。
以上が参考になれば嬉しいです。
もし良かったら、明日からの子育てや保育に役立ててくれたら嬉しいです。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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