近頃、子育て情報に敏感な方々から評価をいただく機会が多いです。
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さて前置きが長くなりましたが、今回のテーマは機嫌の悪い子どもの機嫌の治し方。という事ですが、一日中機嫌の悪い子どもなんているのか!?と思ったそこのあなた、実は意外と期限が悪いのが引っ張って引っ張って午後になってるなんてこと、ざらにあるんです。教育・保育の現場の方々、深くうなずいていただけていると思います。笑
ではどうすれば良いのでしょうか。
まずなぜ機嫌が悪いのかを探る。
これは簡単です。「なんで元気ないの?」「なんで怒っているの?」「どうしたの?」とコミュニケーションをたくさんとって、その上で子どもの感情を探っていく。これとても大事な事です。
ですが、この手の質問に答えてくれるほど、甘くないんです。
沈黙が続いたり、「なんでもない」なんて言ったりする。
まず子どもは気持ちを言語化する力が大人に比べて低いです。これは当然ですよね。
さらに、自信がない事が多いです。「自分の気持ち言っても大丈夫かな?」と伝えたいけど、伝えられないという状況が続き、機嫌をなかなか治すことができない。このようになるわけです。
好きなことに誘う。
子どもの好きなことってなんですか?遊びですか?お出かけですか?お散歩ですか?
子どもの好きなことにどんどん誘ってあげてください。そして、少しでも機嫌が治るように努めていると、
子どもは親や保育者の気持ちを察知して機嫌を直してくれることもあります。
また、楽しいことを見つけて喜んで遊んでくれることもあるでしょう。
とに書く、複数のアプローチが必要だということを理解して頂けたらと思います。
一つだけ誘って断られたからといって、こちらがへそを曲げてしまっては本末転倒です。
子どもを主役にする。
好きなことに誘うことの延長で、子どもを主役にしてあげられる何かを取り入れてみてください。
これでだけで、子どもの機嫌が治る確率がグッと上がります。
✅インタビューゲームを始める
いきなり機嫌の悪子にインタビューしても仕方ないので、周りの子を巻き込んでインタビューをしていく。
✅お手伝いをしてもらう。
ただの手伝いではなく、ママやパパしか持ってないカバンやバックを持ってもらう。
車の鍵を運んでもらう。など
✅買い物袋を使ってお店屋さんごっこをやる
売り手買い手はどちらでも良いので、その子の好きな方をやらせてあげてください。
大人が「いらいっしゃいませ〜」とおもちゃを並べたり、
「うちの子にいいおもちゃプレゼントしたいんだけど何かありますか?」と聞いてみる。など
芝居を挟むと子どもは喜んで乗ってくれるでしょう>
いつでも世界の中心でいたい。
社会性を学びながら成長する子ども達は、時にどこか寂しさを感じています。
しかしそれは大人が確実にわかってあげられるものではありません。
子どもの内側にある気持ちが表に出た時、受け止めるのも大切ですが、紛らわせてあげるのも大切だと考えます。
気分転換を瞬時に手伝ってあげることで、子どもは自分で自分の機嫌を取る力が身につくでしょう。
それが遠い未来、人生の幸せって何?という質問にぶつかった時、
自分が幸せだと思う事をする。そんな答えを導き出す訓練なのかもしれません。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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