「ありがとう」言えない子増えてます。どうしたら良い?

🌱 感謝の気持ちを正しく伝えられる子に育つには

子どもに「ありがとう」を言える力を育てたい。そう思うのは、きっと誰しも同じはずです。
けれども感謝って、単なる言葉以上のもの。
それは心の深い部分から湧き上がる、生きる力の根っこのようなものなんですよね。

「ありがとう」が言える子は、人に愛され、周りの人との関係を豊かにしていく。
逆に、それがないと自己中心的な心が強くなり、孤独に陥ってしまうこともあるんです。

今回は、感謝を正しく伝えられる子に育てるコツを5つのステップで整理してみました。

📖 目次をひらく
  • STEP1 🌸 「ありがとう」は心の習慣にする
  • STEP2 💡 感謝は見える形で伝える
  • STEP3 🤝 人とのつながりを意識する
  • STEP4 🎨 小さなことに気づく力を育てる
  • STEP5 🌍 感謝を超えて「生きる哲学」へ

STEP1 🌸 「ありがとう」は心の習慣にする

メリット:感謝を自然に口にできるようになると、人間関係がスムーズに育ちます。

💬 父親(僕)の体験談:
3歳の息子が、おやつを渡したときに「ありがとう」と言えた瞬間。何気ないことですが、心から嬉しくなりました。
ただし最初から自然に言えたわけじゃなく、僕や妻が日常的に「ありがとう」を交わしていたからこそ、真似するようになったんです。

感謝は「教えるもの」ではなく「染み込むもの」。家庭の中でどれだけ大人が使っているかが、そのまま子どもに映ります。
アリストテレスは言いました:
🌟「私たちは繰り返すことの産物である」
習慣こそ人格を形づくるのです。

STEP2 💡 感謝は見える形で伝える

メリット:言葉だけでなく行動で感謝を表すことで、より相手に伝わりやすくなります。

💬 父親(僕)の体験談:
娘がまだ2歳のころ。おもちゃを片付けてくれた時、僕がハイタッチをして「助かったよ!」と伝えたら、娘はとびきりの笑顔を見せてくれました。
その後は「ありがとう」を言うだけじゃなく、行動やジェスチャーで気持ちを伝えることを楽しんでいます。

感謝は、言葉だけに閉じ込めてしまうと軽く見られがちです。
小さなプレゼント、手紙、ハイタッチ。
そんな「形」を伴った感謝が、子どもの心を深く揺さぶります。

孔子もこう言っています:
📘「徳は孤ならず。必ず隣あり」
行いとしての感謝は、人を呼び寄せ、絆を育むのです。

STEP3 🤝 人とのつながりを意識する

メリット:子どもが「自分は一人じゃない」と気づくことで、人を大切にする心が育ちます。

💬 父親(僕)の体験談:
公園で息子が転んだとき、知らないお兄ちゃんが手を差し伸べてくれました。僕が「ありがとう」と伝えると、息子も真似して「ありがとう」を言いました。
その場での小さな出来事が、息子にとって「人に助けてもらったら感謝する」という学びになったんです。

人との関係は「ギブ・アンド・テイク」だけではありません。
感謝は、人間関係を「取引」から「信頼」へと変える力を持っています。

ガンジーの言葉を借りれば:
🌍「感謝の心は、愛の中で最も美しい花である」
感謝は、人間関係を美しく咲かせる種なのです。

STEP4 🎨 小さなことに気づく力を育てる

メリット:当たり前を当たり前とせず、小さな喜びを見出せるようになります。

💬 父親(僕)の体験談:
娘が「パパ、お水冷たくて気持ちいいね」と言ったとき、ハッとしました。
大人にとっては当然のことも、子どもにとっては感動の対象。
その気づきを一緒に「ありがとう」に変えることが、心を豊かにするのだと学びました。

感謝は「特別なこと」にだけ宿るわけではありません。
毎日の食事や天気、自然の恵み…。
そうした小さな気づきを喜べる子は、人生を楽しむ達人になれます。

老子は言いました:
🌄「足るを知る者は富む」
感謝は、足るを知る心から芽生えるのです。

STEP5 🌍 感謝を超えて「生きる哲学」へ

メリット:感謝を深めることで、自分の人生観や価値観を豊かにしていける。

💬 父親(僕)の体験談:
子どもたちが眠った後、ふと「今日も無事でいてくれてありがとう」と思う瞬間があります。
誰に向けた言葉でもないけれど、その気持ちが自分を優しく包んでくれるんです。
その時間が、僕自身の人生をより意味あるものにしてくれています。

感謝の心は、やがて「生きる哲学」にまで昇華します。
ニーチェの言葉を借りれば:
🌌「生きるとは感謝することだ」
感謝は、人間存在そのものの証明でもあるのです。

✅ まとめ:感謝を伝えられる子に育てるためのチェックリスト

  • ☑ 家庭で「ありがとう」を習慣にしているか
  • ☑ 言葉だけでなく行動で感謝を伝えているか
  • ☑ 人とのつながりを子どもに実感させているか
  • ☑ 小さなことに気づく視点を持たせているか
  • ☑ 感謝を日々の哲学として自分も実践しているか

感謝は、教えるよりも「一緒に感じる」もの。
その積み重ねが、子どもにとって一生の財産になっていきます。

保育士パパ
中学生の職場体験で保育所を体験し、保育士を志す。
保育士や学童など子どもに携わる仕事を経験し、独身→結婚→第一子誕生とライフステージが変わる中で、子育て世代の皆さんへ少しでも力になれる事を模索しながら発信しています。
子育てをおしゃれ(知識)で彩る楽しさを、父親・保育士の目線から一生懸命伝えていきますので、少しでも多く方の力になれたら幸いです。
■一児のパパ
■33歳
■読書 旅行 
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