身近にあっていつでも楽しめる施設として人気なのは動物園ですよね。
筆者はただなんとなく「今日はやることないし、動物園に子ども連れていくかぁ」とか考えながら、一緒にてくてく歩いてさ散策して、動物の姿を見て帰ってしました。
しかし、実は動物園に子どもの成長に大きく関わる事がわかったので、皆さんに共有したいと思います。
最後まで読んでもらえれば、何がどのように成長に関わるのか、人間の脳の話まで深掘りしていきたいと思いますので、お付き合いくだださい。
動物園は発見で溢れている。
まず季節ごとに動物達の姿が違いますよね。
「夏は〇〇だったけど、冬は〇〇だね」こういった一言が、子ども気づきに繋がりもっともっと知りたいという意欲に繋がります。また、自分でどの動物を見たいかを決めて、地図をみながらルートを決定する事で、自己決定力が育ちます。
「なんでもいいよ〜」とのんびり過ごすより、「ここにいきたい!」「この体験やりたい!」と子どもの自我を育て、
更なる発見が子どもたちを待っている事でしょう。
自己決定力を育てながら、様々な発見に触れる事ができる。そしてもっともっと”知りたい”が溢れてくる。
動物園は平たく言うとそんな場所なんです。
記憶に残す脳のメカニズム
動物園によっていろんな動物の配置があったり、敷地の広さも様々だったりしますし、バスにも乗れたりと様々ですよね。
せっかく行くなら子どもが「楽しかった!」「またいきたい!」と数日言ってくれる方が嬉しいですよね。
楽しかった記憶が残る脳のメカニズムとして、”心拍数を上げる”事がポイントになります。
要するにたくさん歩いて走って、心拍数が上がった状態で得た経験は記憶に残りやすいと言う訳です。
ですので、すこし広めで高低差のある動物園で軽いハイキング気分を味わいながら、散策できると脳は快楽物質を分泌します。運動→脳が快楽物資を分泌→記憶に定着→また行きたい!こうなります。
もちろん、貴重な初めての体験も記憶に残りますが、運動要素が掛け合わされると効果は絶大です。
動物にも家族がいることがわかる
「〇〇ライオンの赤ちゃんが生まれました」こんな見出しよく見ますよね。ぜひこの赤ちゃんを見に行ってもらいたいのです。なぜかと言うと、子どもが普段見ている図鑑には赤ちゃん動物は載っていない事が多いです。
ドキュメンタリー番組などで見ることはできても、実際に目の前で触れて大きさや声を体験するだけで、子どもは”動物に家族がいるんだ”という事を実感します。
それが、動物に対しても人に対しても”優しい気持ち”で接する事ができるようになる体験になる事でしょう。
近年、動物虐待や虫の命を軽々しく奪う行為が散見されています。子を持つ親として、少しでもそんな残酷な行為が減ることを願いたいです。
親が子に知識を教えやすい&共感しやすい
私たちも子どもの頃から定期的に動物園に行く機会ってなんだかありましたよね。
幸いなことに、私たちが見てきた動物たちは”大きく牙が生えてきた”とか”昔は大きかったのに急に小さくなった”など進化も退化もしていない動物がほとんどです。
ですので、私たちが見てきた動物達を子ども達が同じ目線で見ることが出来るし、自分とは違った子どもの目線も感じることいが出来るでしょう。
また、”かっこいいね””かわいいね””大きいね”といった感想に共感することが出来るのもポイントです。
子どもは自分の気持ちに寄り添って共感してもらいたい気持ちがとてもとても強いです。
親が知っていることの方が、親も子供が楽しめるような共感が出来、その中で子どもの知らない知識を伝えられれば、
動物園で過ごす時間が充実すると思いますよ。
最後に
子どもの成長や脳の仕組みについて紹介させて貰いました。
ぜひ、ハイキング動物園でいろんな発見をして、子どもの気持ちに共感して、親の知識を子どもに分けてあげてください。
家族で過ごす時間が少しでも記憶に残る有意義な時間になってもらえたら嬉しいです!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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